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「交唱聖歌楽譜」
18世紀前半
マニュスクリプト
これは版画ではなく、一枚一枚手で書かれた手稿(マニュスクリプト)で、教会のミサで実際に使われた聖歌の交唱のための楽譜です。

ネウマという古い記譜法で書かれていますが、この楽譜のネウマ譜は「四角ネウマ」と言い、五線譜ではなく四線譜の上に、上昇音型の時は四角を積み重ね記譜され、下降音型の時は菱形で記譜されます。

一枚ずつが交唱のそれぞれのパートの楽譜になっています。 二枚の楽譜を表裏で貼り合わせてありますが、それは二つに分かれた交唱の合唱隊が、中央に置かれた楽譜を両方から同時に見ることが出来るようにするためらしいです。 この手稿の楽譜は、印刷された楽譜に比べるとかなりサイズが大きいですが、実際に使われたものだからでしょう。 楽譜のスタイルと紙質から18世紀前半のものだと考えられますが、何処で作られたのかは分かりません。

この時代の手稿の楽譜は、楽譜と言うより、それ一枚でアートです。 と言っても、「絵」ではなく「記号」なので、どのようなインテリアの中でも不思議と納まってしまいます。 伝統的な空間にもモダンな空間にも合い、他にはない知的な雰囲気を演出してくれます。 ちょっと変わった壁面装飾を考えておられる方にはお勧めです 。

拡大写真では表と裏を紹介しています。

以下はシートのみです。
写真はシート全寸を表示しています。
シートサイズはおおよそ39x53cmです。

マットはご希望により制作します。

OE4-132
\30,800- (税込)

OE4-161
\41,800- (税込)

OE4-181
\35,200- (税込)

OE4-305
\38,500- (税込)