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フィリップ・ミラー
「美麗有用珍奇植物図譜」
1760年 ロンドン
一部色刷銅版画手仕上げ |
リンネから「同時代の最も偉大な園芸家」と賞賛された、フィリップ・ミラー(1691年−1771年)は、1722年に若くしてチェルシー植物園の園長(主任園芸家)に就任し、亡くなる前年までその職に留まりましたが、その長い就任期間の間にミラーは、世界中の植物学者と交流して珍しい植物を集め、また多くの後に続く植物学者を育成し、植物園をヨーロッパ中にその名を轟かすイギリスでの植物栽培、研究の中心に育て上げました。 ミラーはその植物に対する知識と功績により王立協会の会員に選ばれています。
この植物図譜は彼の代表作となった植物誌で、装飾的で美しい花、形態の珍しい植物、本草的に有用な植物などが選ばれていますが、彼以前の植物学者が記さなかった多くの新しい植物が紹介されていることでも有名です。
ミラー自身が次のように語っています。
「作品の制作にあたって、できるだけ完璧なものにするためにあらゆる犠牲を惜しまなかった。 生きている植物より原画が描かれ、ほとんどの彫版は私の監督のもとになされた。 またそれぞれの版画は、原画を参照しながら注意深く彩色された。」
開花期の植物を正確にまた美しく描かせるため、ミラーは原画制作者として、18世紀最高の植物絵師といわれるゲオルク・ディオニシウス・エーレットや、ジョン・ミラー、リチャード・ランケイクなど当時の最高の絵師を雇い入れました
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以下は半切サイズ(424x545mm)ダブルフレンチマット付きです。
マット色はホワイトです。
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OBA3-3 |
Abutilon
アブチロン
ゲオルク・ディオニシウス
・エーレット画 |
マット付き \84,150- (税込) |
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OBA3-148 |
Hyacinthus
ヒヤシンス
リチャード・ランケイク画 |
マット付き \122,650- (税込) |
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OBA3-236 |
Gladiolus & Ixia
グラジオラスとイキシア
ジョン・ミラー画 |
マット付き \67,650- (税込) |
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OBA3-258 |
Stapelia
スタペリア
ジョン・ミラー画
当時の植物学者がイカ墨インクで上部に学名を書き込んでいます。 |
マット付き \56,650- (税込) |
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OBA3-280 |
Ferraria
フェラリア
ジョン・ミラー画 |
マット付き \106,150- (税込) |
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以下は版画シートのみです。
写真はシートのマージンをイメージサイズまでトリミングしてあります。
サイズはイメージサイズです。
マットはご希望により制作します。
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OBA3-81 |
Caryophyllus
カーネーション
リチャード・ランケイク画 |
225x345mm
\88,000- (税込) |
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OBA3-165 |
Lilium
ユリ
リチャード・ランケイク画 |
225x345mm
\66,000- (税込) |
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OBA3-173 |
Mandragora
マンドラゴラ
リチャード・ランケイク画 |
225x340mm
\44,000- (税込) |
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OBA3-288 |
Fragaria
イチゴ
ジョン・ミラー画 |
225x345mm
\132,000- (税込) |
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