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「ハチドリ科の鳥類」カタログへのリンク 最も成功した鳥類学者グールドが残した鳥類誌の中でも最高傑作と折り紙が付けられ、今でも最も人気が高いヴィクトリア期イギリスの花形鳥類誌。


ジョン・グールド
「ハチドリ科の鳥類」
(1849年−)1861年  補刊(1880年−)1887年
ロンドン
手彩色リトグラフ

「ビュフォン博物誌」フルーランス版カタログへのリンク 数多く作られたビュフォンの後継博物誌のひとつですが、有名な画家ヴィクトル・アダムの博物画集として秀逸な作品。


ジョルジュ・ルイ・ルクレール・ビュフォン伯爵
「ビュフォン博物誌」 フルーランス版
1853年−55年   パリ
手彩色鋼版画アラビアゴム仕上げ

「ナチュラリスト叢書」カタログへのリンク 当時大人気を博した小型博物図譜シリーズ。 「ウマ」、「クジラ・イルカ」、「ハト」を紹介します。



ウィリアム・ジャーディン
「ナチュラリスト叢書」
1833年−43年   エジンバラ
手彩色鋼版画

「図説ラマルク貝類学入門」カタログへのリンク リトグラフが貝類図譜にも適した版画技法であることを証明した秀作。 貝類図譜ならではのレイアウトの楽しさが味わえます。


エドムンド・A・クローチ
「図説ラマルク貝類学入門」
1827年   ロンドン
手彩色リトグラフ

「英国産魚類誌」カタログへのリンク 他に類を見ない光沢彩色が施された小型魚類図譜の傑作。 このサイズでこれだけの仕事がしてあるのは驚きです。


エドワード・ドノヴァン
「英国産魚類誌」
1802年−08年   ロンドン
手彩色銅版画

「黄金の鳥」カタログへのリンク ナポレオン期鳥類誌の至宝! 今でもどのように印刷したのか分からないオードベール独自の驚異的な多色刷(金まで!)図版です。


ジャン・バプティスト・オードベール
& ルイ・ジャン・ピエール・ヴィエイヨ
「黄金の鳥」
1802年   パリ
オードベール開発の金入り多色刷銅版画

「ドイツ鳥類学」カタログへのリンク ドイツ鳥類図譜の最高峰! 特にドイツらしくタカやフクロウなど猛禽類の図版の素晴らしさは他の追随を許しません。



モーリッツ・バルタザール・ボルクハウゼン
「ドイツ鳥類学」
1800年−17年   ダルムシュタット
手彩色銅版画

「英国鳥類誌」カタログへのリンク あらゆる小型鳥類図版の中で最も日本的感性が感じられる稀有な作品。 生き生きとした鳥たちが細密なタッチで描かれています。



エドワード・ドノヴァン
「英国鳥類誌」
1794年−1819年   ロンドン
手彩色銅版画

「英国昆虫誌」カタログへのリンク 多くの博物誌を作ったドノヴァンが最初に企画した作品ですが、既にドノヴァンらしさが確立している昆虫誌の定番。



エドワード・ドノヴァン
「英国昆虫誌」
1792年−1813年   ロンドン
手彩色銅版画

「少年百科図鑑」博物篇カタログへのリンク 世界初の子供向け百科図鑑ですが、その図版はとても子供向けとは思えない学問的精確さと完成度を誇っています。



フリードリヒ・ヨハン・ユスティン・ベルトゥーフ
「少年百科図鑑」 博物編
(1790年−)1792年−1830年   ヴァイマル
手彩色銅版画

「自然界百科体系図説」貝類編カタログへのリンク フランス啓蒙主義時代の百科事典「方法百科」の博物図版。 力強い銅版画で、貝の美しいレイアウトが楽しめます。



ジャン・ギョーム・ブリュギエール
「自然界百科体系図説」 貝類編
1789年   パリ
手彩色銅版画

「自然界百科体系図説」哺乳類編カタログへのリンク フランス啓蒙主義時代の百科事典「方法百科」の博物図版。 一枚の版画に数種類の動物が賑やかに描かれています。



ピエール・ジョセフ・ボナテール神父
「自然界百科体系図説」 哺乳類編
1789年   パリ
手彩色銅版画

「鳥類誌」オクターボ判カタログへのリンク 18世紀フランスの代表的博物画家マルティネの珍しい小型鳥類図譜。 同時期の希少フォリオ判と対をなす作品です。



フランソワ・ニコラ・マルティネ
「鳥類誌」 オクターボ判
1787年−96年   パリ
手彩色銅版画

「鳥類誌」ファリオ判カタログへのリンク 有名な鳥類学書誌にも記録がない幻の作品。 18世紀フランスの代表的博物画家マルティネの一味違う鳥類図版です。



フランソワ・ニコラ・マルティネ
「鳥類誌」 フォリオ判
1782年−95年   パリ
手彩色銅版画

「哺乳類誌」カタログへのリンク 72年かけて作られた哺乳類誌の労作。 古風な佇まいのドイツらしい丁寧で実直な作品です。



ヨハン・クリスチャン・ダニエル・フォン・シュレーバー
「哺乳類誌」
1774年−1846年   ライプツィヒ
手彩色銅版画

「新分類貝類標本」カタログへのリンク 質量ともに当時を代表する貝類図譜の傑作。 キャプテン・クックが持ち帰った珍しい南洋の貝類も初めて紹介されています。


フリードリヒ・ハインリッヒ・ヴィルヘルム・マルティニ
とヨハン・ヒエロニムス・ケムニッツ

「新分類貝類標本」
1769年−95年   ニュルンベルク
手彩色銅版画

「一般と個別の博物誌」カタログへのリンク 18世紀を代表する大博物学者ビュフォンの集大成となる博物誌のオリジナル版。 これから様々なコピーが作られました。独特な雰囲気をもつ背景描写が特徴的です。 


ジョルジュ・ルイ・ルクレール・ビュフォン伯爵
「一般と個別の博物誌」
1749年−1804年   パリ
手彩色銅版画

「珍奇鳥類誌」カタログへのリンク 自然の背景を伴った鳥類画のスタイルを最初に確立した作品。 18世紀のイギリスを代表する鳥類誌です。



ジョージ・エドワーズ
「珍奇鳥類誌」
1743年−51年   ロンドン
手彩色銅版画

「鳥獣虫魚図譜」カタログへのリンク 近代博物学成立以前の博物誌、と言うより怪物誌の代表作。 当時のヨーロッパを代表する名版画家メリアン兄弟の傑作でもあります。



ヨハン・ヨンストン
「鳥獣虫魚図譜」
1657年   アムステルダム
銅版画

上記で紹介していない、このジャンルで在庫している作品の一部をリストにしましたので、こちらからご覧ください。