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フランソワ・ニコラ・マルティネ
「鳥類誌」 フォリオ版
1782年−95年 パリ
手彩色銅版画 |
この珍しい「鳥類誌」は、ビュフォンの大作「鳥類誌」(プランシュ・ザンリュミネ)の図版を制作し、18世紀フランスの博物画家として最も高名だったマルティネ(1731−1800)が残した鳥類誌の中でも最も希少な作品で、数々の有名な鳥類学書誌にも記録が洩れているくらいです。 H・ブラッドリー・マーチン・コレクションのカタログには「An
extremely rare and evidently unrecorded early edition」と記されています。 同時期に出版された有名なオクターボ版(八つ折判)「鳥類誌」(これも、鳥類学書誌には記録されていますが、たいへん希少な作品です。)とほぼ同じ装飾スタイルで制作されているので、対となるフォリオ版(二つ折判)と思われます。 他の鳥類誌と比べても一味違う独自の装飾スタイルが特徴的で、彩色も繊細です。
図版はマルティネの原画から、息子のアレクサンドル・マルティネが彫版し制作しました。
当店では文中で言及したオクターボ版も在庫しています。 |
以下は大衣サイズ(394x509mm)ダブルフレンチマット付きです。
マット色はホワイトです。
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ON7-52 |
Le Percnoptere
ハゲタカ |
マット付き \33,000- (税込) |
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ON7-259 |
Hernandez
ツグミ |
マット付き \55,000- (税込) |
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